個人ブログが好きだから、見つけたお気に入りのブログはブックマークをして定期的に訪問している。もう今年で31歳になるが、無料ブログを書いていた13歳の時期から考えると、もう人生の半分くらいの時期で文章を書いたり書かなかったりしている、時の流れはおそろしい。
あの頃は良かったと老害のような話はしたくないが、昔はもっともっと個人ブログが乱立していて、みんながその場所その場所で好きなことを書いていた。ブログをおしゃれにカスタムする人や、初期状態のままずっと書き続ける人もいて、それぞれの味が出ていて面白かった。
2025年になり、年が変わったということでかつてお気に入りだったサイトを訪問してみると、閉鎖、閉鎖、閉鎖の連続だ。あまりにも悲しい。それなら一番好きなページくらいは印刷しておけばよかったとか、なんらかの手段で保存しておけばよかったとか考える。個人ブログはあまりにも無力だ。
このブログも大学生の時から書いているので、おそらくもうすぐ10周年になる。
個人ブログパラダイスがこないかなとか考えているけれど、結局何かを書きたい人はnoteでいいし、もっと少しの文章でいいならXやthreadsなどのSNSで書けばよい。
月に1,000円前後のサーバー代を払い、年間数千円のドメイン代を払い、ブログを運営する人はこれからどんどん減っていくだろう。私が今からブログをはじめることを考えても、絶対に独自ドメインは取らないと思うし、なんなら投げ銭が受けられるnoteを使うことを考える。
結局これも時代の流れなのだと考えて受け入れるしかない。さみしいけれど、仕方がない。
やっていくしかないのだ。
面白い個人ブログも検索結果に表示されることが少なくなってしまった。結局法人のドメインが勝つ、最後にドメインが勝つならGoogleの仕事はドメインの精査くらいだろう。正直言って今のGoogleの検索エンジンに期待できることはあまりない。
もしかしたらこうやって昔のことを思い出しながら、懐かしむのも老いの一種なのかもしれない。老いてもインターネットをやっていくしかない。やっていきましょう。
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