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弱小フリーランスは死なないことが大事

先日、頼りにしていた案件・入金がなくなって一気に死にかけた。9月・10月と税金の支払いが控えている。どうやって生きていても税金や保険料からは逃げることができない。幸いなことにまだ仕事はあるし、やるべきことはある。やるしかない。ここまできて改めて思った。弱小フリーランスは本当に死なないことが大事だ。数多の先輩たちが口をそろえて、生き残ることの重要性を説いていたが本当にそうだと思う。今生きている時に未来に向けて投資をしなければいけない。会社員とは違うから、案件や状況が安定しているうちに次の収入の柱を立てなければいけない。責任は全部自分にある。死なないことが大事とわかりながらも、人間は安定していると安心してしまう。勝っているときにこそ、きちんと次の種をまかなければならない。というか、金がある時にこそ本来は金にもならないようなことを全力でやらないといけない。

先日、爺さんの老人ホームに行って敬老会イベントに参加した。長寿を祝うイベントだけど、会場には死んでいるのか、生きているのかわからない人も沢山いて複雑な気持ちになった。ひたすら長寿の人が表彰されるイベントで、爺さんも表彰された。長生きはいいことかもしれないが、これを表彰されたところで、何のありがたみもない気がする。実際に私の爺さんはつまらない職員のレクリエーションに半ギレしていた。「おい、こんなところを早く抜け出せ。お前がいるべきところじゃない。家に帰って寝ていたほうがマシだ。ここにきてはいけない。」自分の祝いの席でこんな風に言える爺さんはたぶんまだまだ長生きする気がする。

インターネットでは誇張表現として「死んだ」とよく言われることがあるけれど、31年間生きていると本当に死んでしまった仲間も少しずつ出てくる。本当に悲しい。今こうやって呑気にブログを更新しているけれど、もしかしたらその死んだ人間が自分だったかもしれないと何度も何度も頭の中を駆け巡る。生き残ることは案外難しいことかもしれない。死んでいる人は話すことができないから、インターネットの海は生きている人たちの言葉で埋められていく、死者の言葉はどんどん忘れられていく。

生き物を見ると、独自の進化をして環境に適応しているのがわかる。全部生きるためだ。小さな魚は群れを作って食べられないようにしたりと、みんな力を合わせて生きている。人間社会だって、人間同士が仕事を通して生命活動を維持している。みんな死なないように頑張っている。生きているだけでいいのかとか、色々疑問に思うことは多いけれど、動物はみんな生きるために活動をしているので、私もなんとかして生きていくしかない。明日からはしばらくOPEN FAVEのブログを書きます。生き残りましょう。

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一生懸命生きています。

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