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辞めたから話せるけど、限界接客業はパチンコ屋でした

いつ言おうか悩んでいたけれど、やめて1カ月くらい経つからそろそろ話してもいいだろ!ってことで話す。ようやく言える、別に伏せている理由はなかったけれど去年はパチンコ屋の店員をしていた。「なんで?」とよく聞かれたが、正直自分でもわからない。なんとなく適当にニートをしているくらいだったら外に出るか…くらいの気持ちでパチンコ屋の求人に応募したら採用された。

パチンコ屋の中の話とか人間関係の話とかはこれからもっと掘り下げていくが、パチンコ屋の中のインカムは案外うるさい。パワハラゴリラがすごい勢いで「おい!出てるぞ!出玉アピールしろ!」だとか、「おい!笑顔足りないぞ!」だとか、すごい勢いでインカムが飛び交う。罵詈雑言botみたいなのを織り交ぜても多分ギリギリわからないくらいのインカムを聞きながら笑顔で客に接客する。

パチンコ屋で働いていると、田舎の終わってるようなパチンコ屋にもしっかりと専業(=パチンコだけで生計を立てている人)は存在していてなかなか厳しい世界だな~と思いながら見ていた。私はパワハラゴリラたちからは良く思われていなかったみたいだが、お客さん達からは良く話しかけれて色々な話をすることができたのでそこそこ働きやすかった。

もしこれを読んでいる人で長年ニートをしていて、社会復帰ステークスどうしよう…と考えている人がいたら耳は壊れる可能性が高いがパチンコ屋も案外ありかもしれない。

パチンコ屋のいいところ:なんだかんだで時給が高い、福利厚生が割としっかりしている、なんだかんだで色々手当が出るところは出る

パチンコ屋のだめなところ:うるさい、客がやばいのしかいない、基本的に客が負ける仕組みになっているので恐ろしい勢いで負けた客から怒られることがある、令和でも昭和のパワハラ体質なところがある、でかい声で朝礼をすることがある(少なくとも私のところはそうだった)、客から人気のギャル店員の裏の顔を見ると人間不信になってしまう、基本的に働いている人は向上心がないので少しこうしないか?みたいな提案をすると即効でハブられる、パソコンがまだあまり浸透していないのでショートカットキーを使うと生意気だと叩かれる、結局かわいい女の子が最強なので男はとにかく力仕事を任せられる(別にこれは合理的だと思う)

こんな感じだ。現役でパチンコ店員をしている人からしても「まぁ、うん。こんなものだろう」と思うだろう。

おそらくパチンコ屋は常に人手不足だ、私は8か月間しかいなかったが、常に「人が少ないな…」と感じていた。人におすすめできる業界でもないし、おすすめできる業態でもない。それでも、まぁ人間が金を使って狂っていく姿を間近で見ていると動物園の飼育員のような気持ちになれる。おっ、このカバさん今日は出ているな!みたいな気持ちね。病気以外では8か月間無遅刻無欠席で通うことができた自分を褒めたい。頑張りました。おい、頑張ったぞ。

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この記事を書いた人

一生懸命生きています。

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