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乗換に3回失敗した日

二度あることは三度あるという諺があるが、まさにそれを体現した1日だった。久しぶりの電車ということもあって、乗換を完全に舐め腐っていた。乗換案内のアプリを見ているから、基本的に間違えることはないと思っていたが、各駅停車じゃないといけないもので急行電車に乗ってしまったり、新大久保駅で降りようとしたのに気づいたら電車の中央にポジションが異動されていて、降りられなかったとか色々あった。めっちゃ大変だった。こんなことをみんな毎日しているのかと思うと電車通勤の人は本当にすごいな…と思う。

自分のことを方向音痴だと思ったことはなかったが、乗換案内のアプリがないと何もできないし、Google Mapsがないとどこにもいけない。自分は弱い人間だったと再認識することができて非常に良かった。そう考えると昔の人は時刻表を見て、きちんと乗換をこなして、地図を見て目的地に行っていたわけだから本当にすごい。

待ち合わせ場所に現れなかったらどうするのだろうとか、少し事故があって遅れたらどんな対応をしていたんだろうかとか、色々考えてしまう。

山手線か、どの線か忘れてしまったけれど、こんな車内アナウンスがあって驚いた。「えー、ただいま、電車に7分程度のズレが生じております。ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません」正確な内容は覚えていないが、こんな感じだった。昨日乗った電車ではほとんど謝る内容が流れていた。こんなにヘコヘコ謝っていたらそりゃクレーマーも誕生するよな…とか考えていた。

こんなに大きな鉄の塊に沢山の人間を載せて運んでいるだけで素晴らしいのに、何を謝る必要があるんだとか考えてしまった。最終的に2分くらいの遅れでも謝っていたし、時刻表アプリにも【遅れ2分】とかって出ていたと思う。時間に正確すぎる。

毎回のことだが、自動改札でも緊張してしまう、みんながあまりにも早いペースで「ピッ!」「ピッ!」「ピッ!」と進んでいるのを見ると不安になる。あのリズムに入れるのだろうか、周りからおかしく思われていないだろうか。改札を無事に通り終わった後も「ピッ!」「ピッ!」「ピッ!」のリズムを見て、小学生の時に大縄跳びで緊張した記憶などが蘇る。大人になっても、大縄跳びみたいな気分を味わうとは思わなかった。自分の順番であのゲートが閉じてしまったらどうなってしまうんだろうか。後ろの人とぶつかって大変なことが起きるんじゃないだろうか。後ろの人から失望されてしまうのではないか、とか不安になる。小学生の頃の自分に何か手紙を書くなら「大縄跳び、頑張れよ」と最後に付け足すかもしれない。

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一生懸命生きています。

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