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コンビニのお菓子コーナーで悩んでいる時に自分の小ささを嫌でも思い知る

連日ニュースでは毎日のようにスポーツ選手の大型移籍契約についての話題になっている。契約金が100億円越え、200億円越え、もはやよくわからない世界に到達している。大きいお金が沢山動いていてすごい。なんか数字が大きくなりすぎると逆に嫉妬とかしなくなる。高いビルを見上げている時に大きさに嫉妬しないのと同じ感覚だ。

私はコンビニのお菓子コーナーでいつも悩む。とにかく悩む。いい年した大人なんだから、買おうと思えば好きなお菓子を片っ端から買ってもいいのに悩んでしまう。これは150円のグミだけど、この前スーパーで120円だったな・・・とか、これは新発売の味だけど、ちょっとハズレを引いたら悲しい気持ちになるな・・・とか考えてしまう。お菓子の組み合わせでも色々考える。このグミを食べた後にこのチョコを食べたらセンスがないかな、とか。このお菓子とこのお菓子をレジに同時に持っていったら店員さんに「こいつセンスないな・・・」と思われるだろうなとか考える。考えて落ち込んでから、結局カゴに入れるのを辞めてしまう。

基本的に酒を飲まない人間なので楽しみは甘いお菓子だ。コンビニのお菓子コーナーは競争が激しく、前まで陳列されていたお菓子が突然なくなることもよくある。おそらくこのコンビニで私しか買ってないだろうな・・・みたいな減り方のお菓子を見ると、まとめて5個くらい買って支えてあげないと消えてしまうかな・・・。とか、でもそれはこのコンビニのためにならないよな・・・とか考える。とにかく考える。あまりにも考えるので気づいたら結構な時間が経っていることもしばしばある。恥ずかしい。

結局チョコボールのピーナッツ味とチョコバット2本と果汁グミのぶどう味みたいな組み合わせに落ち着いて「これでいいんだよな」とか再確認をする。チョコボールは私のお気に入りで家には銀のエンゼルが6枚と金のエンゼルが1枚あるくらいには食べまくっている。

改めて、朝起きてから寝ぼけた頭でニュースを見ていると何百億円の契約が決まりそうだ、決まらなそうだ、みたいな話で自分の小ささを実感する。でも、それが自分だから仕方がない。やっていくしかない。今日もくちばしを開けて、エンゼルが出ないことを確認してから職場のドアを開けるんだろうな。

コンビニのグミ・チョコ・駄菓子・ポテチ・ガム 一軍メンツ消えていた朝

むかどん短歌

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一生懸命生きています。

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