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相手はいないけど公園で泥団子を作ったり、変な帽子をかぶっている人を探しに行くみたいな意味不明なデートをしたい

最近冬が来て、クリスマスソングがいよいよ限界接客業の現場でも流れ始めた。装飾もクリスマス一色だし、12月に入った瞬間に綺麗にクリスマスの方向を向かなくてもいいんじゃないかと思う。ほら、もっとあるでしょ。書初めとか、おいしいお汁粉作るとかさ。

まぁそんな末端バイトの意見が当然通ることはなく、自分の身長よりも大きなクリスマスツリーに飾り付けをしたり、ブサイクな人形にクリスマスの飾り付けをつけたりして過ごしている。ある意味平和なのかもしれない。都会にも、田舎にも平等にクリスマスもサンタクロースもやってくるのだ。

クリスマスの時期になると、やたらと幸せそうな投稿が目に付く、やっぱりみんな色々うまいことやっているんだなと思いつつ、その輪に混じることができないので隅っこで短歌を詠むしかない。お店のポスターにwinterと書いてあったので今日は1日中winter関連で短歌を考えていた。

彼女がいないならマッチングアプリをやりなさいみたいな声があり、勧められることも多いが、冷静に同世代の男性と比較されたら勝てる気がしないのでマッチングアプリに登録する金があるならパチンコを打ちたいと思ってしまう。逃げているのだ。ひたすら現実から逃げている。まずマッチングアプリはプロフィールを登録するのが怖い。自分の趣味や好きなことを書き始めると「サウナが好きで、麻雀が好きで、競馬も少しわかります!最近は短歌にもハマってます♪」とみたいな20代とは思えない自己紹介が完成してしまう。終わりすぎている。

そう考えるとマッチングアプリをすることはできない。やっぱり短歌を詠んでいくうちに、男女が惹かれあってお付き合いをする・・・みたいなのがいい。それで吟行という名目で街に出て意味不明な帽子をかぶってるおじさんを見つけたり、全身ヒョウ柄のばあさんを見つけるデートとかをするしかない。ここまで書いたけどやっぱり駄目な気がしてきた。勝手に妄想して勝手につらくなってきた。

やっぱりマッチングアプリをするしかないのか。1人と付き合えればいいわけだから、なんとかならないか。でもなんか抵抗がある。Twitterで顔出しして恥ずかしいことを言ったり、何かをするのにはあまり抵抗がないが、これに関しては強烈な抵抗がある。きっとマッチングアプリをすることなく今年も終わっていく。

ダメ人間同士で同棲して、光熱費を2人で握りしめてパチンコ屋に行って停電を味わってみたい。とか思っているうちは多分ダメなんだ、しっかりするんだ。しっかりするんだ。今日は久しぶりに気が狂いそうだったので、勢いで書ききりました。

TwitterのDMはいつでも開放しているので、泥団子作って遊びましょうみたいなDMをお待ちしております。

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この記事を書いた人

一生懸命生きています。

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