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ギャンブル依存症の人の感覚をわかりやすく説明する

「ね、いいでしょ。」強引に服の袖を引っ張りベッドへ誘導する部活の女先輩。抵抗しようと思えば出来る、表面上は抵抗しておく様子を見せる。「でも、僕には彼女が」まで言いかけた所で唇を奪われてしまった。これ以上抵抗する気がなかった。部屋に入った時からなんとなく覚悟は出来ていた。下心がなかったといえば嘘になる。先輩からの突然のキスに驚きつつ対応しながらも、今度は自分より小柄な先輩を押し倒す。「へえ、そんなことしていいんだ?″彼女″いるのに。」悪戯な笑みを浮かべながら両腕で抱きしめ、″彼女″より大きい自慢の乳をアピールする先輩。とことん悪女だな、と思いつつ興奮が止まらない自分に驚く。「一生一筋です!」付き合って1ヶ月と2週間が経ったあの日、みんなの前で冷やかされながら宣言した。宣言を思い出しながらも既に唇は再び先輩の元へ。先輩も勿論その宣言は聞いていたはずだ。ダイヤモンドよりも硬い意志だったはずだった、しかし今目の前に広がる光景は歳上女性の無防備な姿だ。約束をしていた記憶が薄れていく、何度も唇を重ねるうちに頭がおかしくなりそうになる。「僕には彼女がっ…」もうそんなセリフも出ない。冷静になれ、自分に言うが一度ついた火が消えることは中々ない。「浮気したら100万円払うよ」なんて冗談も言ったよなあ…なんて思いながら先輩の身体に手を伸ばす、ダメなのに…頭ではそう分かっていても身体が本能的に動いている。もう止められない。一度放流されたダムの水の流れのように2人は激しく絡み合い結びつく。

今日も日本のどこかでこのような事が行われている。

ギャンブル依存症の人が給料や臨時収入を手に入れた瞬間にギャンブルしてしまう感じはこんな感じです。頭ではわかっていても止められない。

1年後追記

やっぱりこんな感じだと思う。

人間失格 (角川文庫)

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一生懸命生きています。

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