昨日はキムラヤスヒロ(鳩)さんとご友人の水野さんと一緒にサウナに入った。鳩さんの遠征サウナということでおもてなしをする側だったのだが何も出来なかった。鳩さんとサウナでお会いするのはこれで3回目だ。鳩さんとの初対面、サウナに到着するのを待てない僕は失礼にも「サウナ先に入ってますね!」とDMしてしまったが、今回僕が後から行く立場になり「サウナ先入ってます!」とDMが来て何か安心した。渋谷だったらハチ公前が待ち合わせ場所に、金沢駅だったらやかんのモニュメントが待ち合わせ場所に、サウナだったらサウナ室内が待ち合わせ場所だ。
会話をしていく中で「totoのせいでサッカー関係がギスギスしてて面白いですよね」という話になった。確かにそうだ。日本VSセネガル戦でもtotoの関係で一生懸命セネガルを応援している人がいた。別に僕も日本代表を滅茶苦茶応援しているわけではないが、普段サッカー好きな人が一生懸命分析した結果として、日本代表が負けると思いそこに賭けて結果的に引き分けになるから面白い。
そもそもギャンブルにはそういう一面がある。どんなに頭を使って理論武装しても、現実がその理論を超えてくることは日常茶飯事だ。計算できないところまで計算しなければいけない。嗚呼なんて難しいんだと思いながら幾つもの散っていく馬券や舟券を見てきた。
じゃあ僕もtotoを買おう、今買えるのはtotominiだなという流れになったが、日本代表が勝つのは正直考えられないが引き分けならあるのではないかという希望から引き分けにマークをした。当たっても外れてもいいけれどそれまで当たり続けるだろうか、今から無駄な心配をしている。
昨日サウナに入りながら、サッカーとサウナは実は似ているのではないかと思った。まず共通点だ。サッカーは幾つものパスを繋ぎ得点を決めシュートをする。サウナも日常生活の中で溜まった疲れからシャワーを浴び、湯船に浸かり、そしてサウナに入り、水風呂に入ることでシュートをして休憩というゴールがキマる。サッカーと違い個人競技だが、実質サッカーもサウナも同じようなもんだ。サッカーの場合は1回のゴールで1点しか入らないが、サウナの場合は1回のゴールで5点や6点も入ってしまうことがある。そのコツがやはり日常を一生懸命生きる事で、普段一生懸命生きなければピッチに立つことができないかもしれない。サウナ室には長年ピッチに立ち続けてきたベテラン選手が何人もいる。私もいずれああなるのだろうか、時々考える。
目が覚めたらどこまでも広がっていくかのような青空が広がっていた。サウナには気持ちよくなるのを邪魔するディフェンダーも、それを阻止するゴールキーパーもいない。やっぱりサウナとサッカーは違うよなと思いながら小鳥の鳴き声に耳を傾ける。
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