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ディズニーランドからの帰り道

スーパーに夕食の食材を買いに行こうと運転をしていた。気がついたらスーパーを通り越し職場の駐車場にいた。

人間の習慣とは恐ろしいものだなと思いながら、最近のサウナについて振り返ろうと思う。

毎回サウナに関しては「よかった」と思うのだが、この前はサウナから帰る時に―――正確にはいつもの51番ロッカーを開け、館内着を脱いでいるときに―――ふと、小さい頃にディズニーランドから帰る時の感覚と完全に一致した。小さいころ好きな玩具を買ってもらい満足しながらエントランスを出た記憶、その記憶とサウナから帰るときの感覚が完全に一致した。はじめての感覚だった。少し泣きそうになった。

確かにエレクトリカルパレードや派手なアトラクションはなく、アトラクションといえばスチームサウナ、それにフィンランドサウナ、水風呂、お風呂、それに薬草風呂かもしれない。

しかしアタマの中がモヤモヤしていた自分にとってサウナがディズニーランドだったのかもしれない。そもそもよく考えたら遊園地よりもサウナのほうがアトラクションまでの待ち時間が遥かに少ない。大体の場合は0分だ。

ここまで読んでディズニーランドは待つ時間も楽しいんだよ!馬鹿!陰キャ!と思う方もいるだろう(大多数かもしれない)

それに対する反論を考えていたら、僕にとってのサウナへの待ち時間というのは日常生活の時間だと気づいた。つまり、普通に働いたり家で生活をしている時間は待ち時間で、サウナに入っている時間はアトラクションの時間だ。

ディズニーランドの待ち時間がなんだかワクワクするように、私も日常でワクワクできている。サウナのおかげだ。

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一生懸命生きています。

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