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接客業なので毎日のように狂った人間を相手にしているが、狂った人間もきっと苦しいんだよなみたいなことを考える

田舎で接客業をしていると大体来るのは常連さんが多くて、ほとんどのお客様は大人しいというか、自己主張をしないというか、別に普通なのだが、毎回のように狂ったクレームを顔真っ赤にして入れてくる人がいる。

そんなに嫌なら店にこなきゃいいのにとか思う。この前は店の立地が悪すぎて誰が来るんだよ!こんな店!とクレームを受けた。いや、お前が毎日来てるだろと心の中で思いながら作り笑顔で謝る日々が続いている。

最初は狂った客が多すぎてびっくりしていたが、半年もすると流石に慣れてきた。RPGのボスのようなもので攻撃がパターン化されているのでパターンさえわかってしまえばこちらのものだ。この攻撃が来たらこうすればいい、このパターンはこうやて避けるみたいなリズムがわかってくる。

案外人間は環境に適応できるな~と思いながら客のクレームを毎日聞いている。

これだけ顔真っ赤にして毎日のようにクレームを入れる客にも、親がいたり子どもがいたりするんだから怖いよなとかとも思う。

最近気づいたのは、クレーマーの9割は本当に怒っているわけではなくてただ話を聞いてほしいだけということだ。(※1割はガチで怒っています)

話を聞いているうちに落ち着いてくる。なんなら話を聞き終わると「ありがとな~」と言って穏やかに帰っていく。感情の起伏どうなってるんだよ。怖すぎだろ。コミュニケーションの取り方があまり上手ではなくて怒ることが一番コミュニケーションを取りやすい手段だから仕方なく怒っているのかもしれない。

SNSを見ていても同じことを感じる。みんなとにかく怒っている。怒ると反応が貰えてしまう。普通の投稿よりも怒っている方が反応が貰える。反応が貰えると、脳が喜ぶのでまた怒るようになってしまう。こうなると常に怒っている人の完成になる。客として怒っていれば、まだ相手にされるかもしれないがSNSの世界では相手にされなくなってしまう。怒ってる人に近づきたくないもんね。

多分最初はどうでもいい小さな火種なんだけど、怒っているうちにどんどんそれが大きくなっていく。火が小さいうちに消していきましょう。

自分の機嫌を取れるのは自分しかいないから、美味しいラーメン食べたり唐揚げを食べたりして上手にやっていきましょう。

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この記事を書いた人

一生懸命生きています。

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