基本的に深夜のコンビニは1人か2人しか店員さんがいなく、まずレジに店員さんが立っていることはない。
呼び鈴が置いてあって、それを押せば店員さんが来てくれるのだが、あれを押すのが異常に苦手だ。
これを押したら来てくれてお会計ができるが、これを押したら気分を害してしまうかもしれない・・・これを押したら来てくれるが、休憩しているかもしれないな・・・みたいなことを考えると簡単にチーンと鳴らすことができない。本当にできない。
結局、店員さんがレジ付近に来るまで、コンビニの中を何周もパトロールしたり、お菓子コーナーで新作お菓子を吟味することになる。私は弱い。
この間、深夜のコンビニに入ったとき、若いカップルがすごい勢いで呼び鈴を鳴らしていて「あ、負けた」と思った。生物としての強さや勢いで完全に負けたと確信した。呼び鈴を鳴らすときは最低限の音になるように配慮して控えめにならすのに、彼らは思いっきり鳴らしているのだ、チーンチーンという音が店内にこだまする。すごい。私もあれができれば…と思う。
よし、私も今度こそ鳴らすぞ!と思いレジに行くもやっぱり鳴らすことができない。結局店員さんがダラダラしているタイミングで「すいませ~ん」といってお会計をしてもらう。早くセルフレジが普及してほしい。
セルフレジになれば気を遣う必要もない。自分のペースでお会計ができる。呼び鈴を鳴らす力加減やタイミングを考えなくてもいい。セルフレジがどんどん広まればいい。技術がどんどん進歩したらこういう悩みもなくなっていくんだろうな。
最後にクリスマスが終わった瞬間にコンビニ入ったときの短歌を詠んで終わりにします。
倒されるサンタトナカイお星様 二十六日はじまりの音
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