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100年後からの手紙

あぁ、疲れた。ようやく100年前にこれた。

ここが2016年の日本かあ、まだ人間がこんなに一生懸命働いてるなんて、教科書の写真そのまんまだ。

あ、2016年の案内人さんこんにちは!早速今の時代の服に着替えますね!

100年後はどうなってるか聞かせてくれ?

それは聞いてはいけないはずですよ。

高校生の僕は100年前と今がどうなってるかなんて簡単には言えないけど、僕にとって最悪な制度があるから聞いてほしいな。

今よりも文明が発達した医療の力は凄くて、精子がどんな風に着床したかまでわかってしまうんだ。凄いだろ?それだけならいいんだけどね、中学3年になると性の教育の一環で自分がどんな風に着床されたかわかっちゃうんだ。

特殊なライトを当てられるとね、お父さんが射精した時の体位がわかるんだよ。

正常位だった子達はホッとするんだよ。嗚呼、よかった。って、まあ対面座位とかも大丈夫かなあ。騎乗位だったりすると「お前の母ちゃん積極的〜〜!」なんて揶揄(からか)う奴も出てくるから最近の親は射精するタイミングにも気を使うんだよね。

僕はなんて出たと思う?菊一文字だよ?わけわからないでしょ?

f:id:Mukadon:20161025200848j:image

画像引用元:四十八手(48手)とは

http://secure.lovecosmetic.net/i/html/pageShw.php?id=435

学校では笑い者になったよ。お母さんには家に帰ってから「なにやってんの!」って怒ったよね。恥ずかしかったよ。もうすぐこの制度もイジメに繋がるってことで廃止になるらしい。そりゃそうだよね。

もっと他の未来の話が聞きたい?時空情報法に引っかかるからこれ以上は言えないよ。この話も秘密だからね、バレたら1人で過去に行けなくなっちゃうんだから。

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この記事を書いた人

一生懸命生きています。

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