今回もタイトルで完結しているんですけど、日常の中でこれいいな~とかこれを言いたいな~みたいなことがあっても短歌にしようとすると滅茶苦茶難しい。たったの31文字前後の限られた空間に何かを入れようとすると、その空間の広さにビビり散らかす。毎日のように1,000文字から2,000文字前後のブログを書いているのにも関わらず、31文字の中に何を入れればいい感じになるのか全く分からない。すごい。自分が日本語と全然向き合ってこなかったみたいな事実がここにきて突きつけられる。RPGの最初の村でいきなり詰んでしまって、レベル上げしなきゃな~みたいに思っているところだ。
現代短歌の歌集を見ると言葉のテンポが良すぎたり、思わず口ずさみたくなるような素敵な言葉が並んでいて凄さを感じる、31文字の世界凄すぎだろ。感性美しすぎだろ、パンチラインエグすぎだろみたいなものを感じている。
昨日は弟が帰ってきたので弟とサウナに入り、短歌の話をした。これまでずっとポーカーだとか、麻雀だとかパチンコみたいなのにハマっていた兄貴が突然に短歌の話をするので驚かれたが、ニコニコしながら話を聞いてくれた。ブログを見てくれる人は何となくわかると思うが、自分の好きなことやハマっていることの話を聞いてもらえることがとにかく嬉しいので楽しかった。
短歌の話に戻るけど、とにかく思ったことへの言葉のボキャブラリーが少なすぎることに気づく。大人がボキャブラリーを増やすのってどうすればいいのだろうか。本を読みまくるとか、辞書を引いて類義語を冒険するとかをやらなければいけないのか。とにかくわからない。このわからない感覚も楽しい。
同じものを見てもその人によって、表現する言葉が違う。言葉の数だけ世界があるので私の感じている世界はまだまだ狭かったんだなとか改めて歌集を見ると突きつけられる。そんなことなら学生の頃にもっと国語の授業を真面目に受けておくべきだったとか、今さらになって後悔する。
短歌の入門書みたいなのを見ると、短歌のスランプは3年目に来るみたいなことが書いてあった。最低でも5年は続けてほしいみたいなことも書いてあった。すごい世界だなこれ。JRAみたいに金取られることもないし、気長に勉強していくしかないですね。勉強すると人生楽しくなるね。やっていきましょう。まだ間に合う、絶対間に合う。今が一番若い。自分に言い聞かせてます。
入門書↓
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