パチンコ屋に行くと老人に話しかけられる確率が高すぎる

2018年3月17日2020年5月10日

サウナ、入ってますか。今日は朝の６時からサウナに入ってました。皆さん、パチンコ行ってますか？僕は汚いし臭いし煩いので行かないのですが、たまにトイレに行きたくなってパチンコ屋さんに行く事があります。（※筆者はパチンコ屋さんをトイレで利用しているのであくまでも期待値の低い賭博はしません。）

平日の夕方にですね、２時間後くらいに便意がきそうだったのでパチンコ屋さんに行きました。結局便意は来なかったんですけどね。その時は地獄少女って台が空いてたのでその台に座りました。こんな台です。

なんかこの機械では遊ぶことが出来るらしいです。トイレ屋さんなのに凄いハイテクな機械が置いてあるんですね。私もお財布の中にある１万円札を機械の左上に入れました。隣にはお婆さんが座っていました。（※筆者はあくまでもトイレにいくついでにパチンコで遊んでいるだけでパチンコ依存症の人間ではありません。）

お金を入れて、玉を貸してくれるボタンがあるので、ボタンを押して遊び始めます。入賞口と言われるポケットを目指して玉を入れる遊びなのですが、なにやら機械が騒がしくなってきました、画面の文字が金色になっています。すぐさま隣のおばちゃんが話しかけてきました。

「あんた、何ぼけっとしてるの！大事なところだよ！これ当たるよ！」

僕は「そうなんですね。ありがとうございます。」と返事をして、再び視線は台の液晶に。そのまま数字が綺麗に揃い大当たり、それから殆ど同じタイミングで隣のおばあちゃんも大当たりしました。

「やったよぉ～今日はもう５万円も負けていたからね～お父さんにばれたら怒られちゃうよぉ。」

「大変ですね。」

どう返事をすればいいかわからない僕。

「あ、今何時？時間わかる？私の携帯時間見れないのよ～」

（そんなわけないだろ・・・）「１６時半ですね。」

「ありがとうね～ちょうど孫もあんたくらいの年齢だわ～。あ、そうだ、パン食べる？（バックの中から潰れたアンパンが出てくる）」

（いらないよ・・・）「ありがとうございます！今お腹いっぱいなので大丈夫ですよ。」

しばらくするとおばちゃんの友達がきて、なぜか会話の中に混ざる自分、台は大当たり中で二人とも５回目くらいの大当たりで玉の箱が積まれ始めてきた。

「あ、そうだ、お兄ちゃん、メロンパン食べる？」

（おまえもかい！）「ご飯食べたばかりでお腹いっぱいなので大丈夫です！ありがとうございます！」

※これを書いている人間はあくまでもトイレにいくついでにパチンコ台で遊んでいるだけで決してのめり込み遊戯等はしていません。

今日なんかは酷かったです。おばあちゃんの家にホワイトデーのチーズスフレを届けに行って、そのまま家に帰るのもなんか嫌だったので、３時間後くらいの腹痛に備えてパチンコ屋に入店。今日は旧基準機*1で勝負したかったので旧基準機の台に座りました。（※あくまでもパチンコをするために座ったのではなく、トイレに行く前に便意を高めるために座っているだけです。）

すぐに隣に７０歳くらいのおじいちゃんが着席、台は僕もおじいちゃんもビックドリーム。

こんな台ですね、液晶の技術がどんどん上がって今や３D演出も珍しくないパチンコ業界に逆張りするかのような演出の台なのです。台の特徴は、大当たりの殆どがジャッジメントチャンスと言われるものから派生していて、３つの宝箱の中に１つお宝が入っているけれど、それを当てたら大当たりという演出です。勿論デジタル式のパチンコなので、玉が入賞口に入った時に大当たりかそうでないかは決まっているので、あくまでも台の大当たり演出を楽しむための仕掛けです。

おじいちゃんは必死でした。最初は僕の台をちらちら見ているだけだったのですが、ジャッジメントチャンスになるたびにこっそり耳元で「右だぞ、右を狙え・・・」と言ってきました。勿論どこを狙っても当たるときは当たるし外れる時は外れるので右を狙うのですが、おじいちゃんの助言は５回くらい連続で外れました。やはり長生きしてると肝が据わっていますね。僕が助言を５回も外してしまったら、気まずくなってその場から離れてしまうのですが、おじいちゃんはもう途中から止まらなくなり、僕の台がチャンスになるや否や僕の台のボタンを強めに何度も何度も連打していました。「機械は叩かないとだめだよ。」と言われても笑顔で応じるしかない私。結局おじいちゃんの台は当たらなかったものの僕の台が当たりました。おじいちゃんは自分の事のように大喜びをしてその場で拍手、そのあとのおじいちゃんの行動を見ていたら、旧基準コーナーの周りにいる若者１人１人に色々とアドバイスをしていました。結局おじいちゃん以外は大当たりを引いていました。しばらくあそこのトイレにはいけないな。