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退職日決定するも今後の予定見事に白紙

家族には働くよ~といったが、これは大きなブラフで実は働くことが確定していない。ポーカーでブラフを打つのと家族相手にブラフを打つのでは全然違うのではないかと思うが仕方ない。12月半ばで仕事を辞めようと思ったが1月の半ばくらいまで働くことになった。年末年始は人手が足りないらしい。まぁ年末年始に限った話じゃないんだけどさ。

さて、仕事を辞めたら何をするかとか優雅に考えている。とりあえず収入は減るがなんとかなる。なんとかなった時間で人生をなんとかしなければいけない。勢いで職を1つ失った。一般的な人が転職活動をしながら働いたりしているのを見ると本当に強い人間だと感じる。生活があるから、そうせざるを得ないんだろうけど、最近になってようやく自分の生活力の無さがわかってきた。多分時代が違っていたらとっくに死んでいた。今の時代に生まれてきてよかった。

ただ、短歌の世界を少しのぞいてみると生きていく才能がないみたいな人がたくさんいて、そういう人もいていいんだなみたいな気持ちになる。たとえばこんな短歌がある。

三十歳職歴なしと告げたとき面接官のはるかな吐息/虫武一俊

はじめての短歌(穂村弘)より引用

これが評価されている部分は結句(最後の部分)のはるかな吐息ってところなんだけど、そこから社会性の無さを感じるらしい。私もこの短歌を見たときに「おい!他人事じゃねえぞ!」と思いながらも1年前に受けた色々な面接のことを思い出してしまった。大学中退の理由を聞かれて上手に答えられなかったり、面接中「あれ?この会社で働きたくないな・・・」と思ってしまい突然社会人スイッチがオフになってしまったのを思い出す。

最終的に「あ~落ちたな、これ」とわかりながらの形式的なお礼と「後日結果は連絡します」のやり取りも地味に面倒だった。明らかに落ちてるんだから今発表してくれよ!となる。きっつ!

面接官がはるかな溜息じゃなくて吐息なのがいいと穂村弘は言っているが、わかる。この31文字の中に社会性の無さが集約されていてきっとこの先も働けないんだろうと思わせるのがいいんだと思う。

20歳前後の希死念慮がまぁまぁ強かった時期から30歳になるビジョンが全く見えてこなかったけれど、来年には30歳が見えてきた。30歳過ぎたらまじめに生きるぞとか考えているが、29歳が考えることじゃないよなというのはなんとなくわかる。わかっているんだけどなぁ。生きていればなんとかなるはずなので、なんとかしていきます。社会性がある皆さんも、ない皆さんもやっていきましょう。休日出勤頑張ってきます。

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この記事を書いた人

一生懸命生きています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 僕も転職しますよ。新しいとこで1年働きましたが駄目でした。下に見られるのは思った以上にきついす。

    むかどんさんのブログ、つい読んじゃうし、楽しみだし、ほんまオモロいし、元気もらえます。いつもサンキューです!

    • マジか!だれかわからないけど2回目のコメントありがとう!!!これで明日も更新するパワーもらった!!!

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