最近サウナ代をJRAという闇の組織に没収されてしまったので強制的にサウナ禁が続いています。元々サウナに入れない日は適当に自宅でお風呂と水シャワーを往復する交互浴をやっていました。
サウナ欲が高まりすぎて自宅交互浴を真剣にやるようになった結果、段々効果的に疲労を取ることが出来るようになったので今までのお風呂がもっと最高になる交互浴という入浴方法を紹介します。
自宅交互浴で完全にリラックスした後、魂の9時間睡眠。8時間以上熟睡できると起きてからの元気レベルみたいなのが違う。
— むかどん (@mukadontyan) April 30, 2018
そもそも交互浴って?
交互浴とは温かいお湯と冷たい水を繰り返して浴びる入浴方法の事です。最近はホテルに宿泊するときには事前にサウナがついているかを事前に確認していますが、サウナがない時には交互浴をして温泉やお風呂を楽しんでいます。サウナがついていない施設だと利用客の水風呂への意識が低い事もあって、水風呂が空いていたりするのでサウナがなくても萎えるのは早いです。
交互浴の効果とは
こういう風に、温かいお湯と冷たい水風呂に入るのは『交互浴』って呼ばれているお風呂の入り方なんだけど、自律神経の動きをよくするっていわれているんだよ。自律神経って、交感神経って呼ばれる、運動したときに血圧があがったり脈拍があがったりする作用をもたらす神経と、副交感神経っていう、リラックスしてるときに血圧が下がったり脈拍が減ったりする作用をもたらす神経のバランスをつかさどっているんだけど、現代人は運動しなかったりエアコンで年中同じ温度の中で働いてたりするから、この交感神経と副交感神経の切り替えスイッチがバカになってるんだよ。そのせいで冷え性や肩こりなんかの原因になるとも言われている。こうやって暖かいお風呂に入って交感神経を高めたり、水風呂で副交感神経を高めたりっていう、いわば切り替えスイッチの訓練をすることで自律神経が徐々に整えられていくんだよ。結果、不眠が解消されたり冷え性が治ったり、ストレス解消や疲労回復にもバッチリっていう僕がおススメする最高の入り方が交互浴ってワケ。一般家庭に水風呂なんてまずないから、こればっかりは銭湯に来ないとできない入浴法ってことだね。冷水シャワーでもいいみたいだけど、個人的にはやっぱり水風呂に浸かるほどは実感できてないなぁ
引用元:
最初はライターのヨッピーさんが死ぬほど交互浴をオススメしていたのでそれに影響されたのですが、本当に交互浴は最高です。確かに最後に書いてあるように自宅の水シャワーだと水風呂に入るほどの効果を実感することは難しいのですが、それでも普通に家のお風呂に入るよりは効果を感じることが出来ます。特に疲れている時熟睡したい時にはオススメです。
まずはじめに
身体を洗ってから湯船に浸かるのは基本なので説明いらないと思います。お風呂に入るだけでも結構な水分が身体から抜けているので水分補給をしておくと脱水症状になりにくくなります。お風呂の前に水やお茶等を飲んでおきましょう。アルコール類は急に酔いが回ってしまうため絶対にやめてください。サウナ施設等でもお酒を飲んだ後の入浴はお控えくださいと注意書きが書いてあります。
身体が温まってきたら水シャワーを浴びる
身体が温まってきたなと思ったらその温まった身体を水シャワーで流しましょう。冷たい水が苦手な人は心臓に遠い足から徐々に慣らしていくのがいいです。水シャワーを頭から全身に浴びることによって疑似水風呂を作り出すことが出来ます。最初はすぐに「寒い!無理!」となりますが、何回か湯船と水シャワーを繰り返していくうちに慣れてきます。
休憩する
湯船のふちだったり、椅子だったり、とにかく座れるところに座りましょう。座ってぼーっとしてると普段のお風呂よりもリラックス効果が高くなっている感覚があると思います。
水シャワーを浴びた後の冷たい感覚がなくなってきたらまた湯船に入れば大丈夫です。最近だとお風呂にスマホを持ち込んでTwitterをしたりYoutubeを見る人もいるみたいですが、個人的にはオススメしていません。お風呂で温かくなって血管が広がった後に水シャワーで冷たくなることによって、血管が収縮されて陶酔感のようなものを味わうことが出来ます。風呂に入っていないのに気持ちいいの?と思うかもしれませんが上手に上記の過程をこなすことが出来れば気持ちよくなれるのでやってみてください。
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繰り返す
湯船⇒水シャワー⇒休憩するのサイクルをひたすら繰り返していきます。何回かやっていくうちに自分はこのくらいのペースが気持ちいい!という風になんとなくなってくるので、湯船に何分浸かるべき!とか水シャワーは何分浴びるべき!とかは書きません。我慢してまで行うものではないので丁度いいくらいのラインを大事にしましょう。
〆は水シャワー
最後は水シャワーで〆ましょう。冬だと水シャワーを浴びてから出るのが怖かったり、寒くて不安に思うかもしれませんがこれからの夏のような暑い季節には水シャワーで〆るのがぴったりです。
私が自宅交互浴でととのうために気を付けている事
簡単にいくつか自宅交互浴を行う上で気をつけていることを書いておきます。頭の片隅に入れていくと今日は疲れた!気持ちよく風呂に入りたい!ってときに気持ちよくなれるので読んでおいてください。
ご飯を先に食べることは避ける
サウナスパ健康アドバイザーのテキストにも書いてあるようにサウナに入る前、入浴前に食事をしてしまうと胃に血液が集中してしまうため、脳に血液がいきにくくなる(=整いにくくなる)と言われています。自分でも体感しているのですがお腹いっぱいの状態でサウナや風呂に入るのと、空腹状態でお風呂に入った後の気持ちよさは雲泥の差です。何よりもお風呂、サウナから出てからの食事が滅茶苦茶美味しくなります。もうこれでもかってくらい美味しくなります。これを書いている今日も交互浴してからご飯を食べたのですが、食事中に10回は「美味しい!」って声に出して言いました。食事⇒風呂のサイクルになっている人はそれを逆にするだけで人生変わるかもしれません。
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水シャワーのまま出ると風呂場から悲鳴が聞こえるので注意
同居人・家族の人がそのあと使うことも考えて水シャワーを使った後はお湯が出てくるようにしておきましょう。間違いなくクレームや悲鳴が聞こえてきます。私は2回くらい聞きました。
睡眠するんだぞ!ということを意識しておく
サウナ⇒睡眠までの流れを意識するだけで翌日の元気具合が変わります。10時間とか一気に眠れてしまうので恐ろしいです。一番最高なのはやっぱりサウナなのですが、自宅でも気持ちよくなれるということをこの記事では伝えたかったです。
自宅で交互浴することの利点として風呂からベッドまでの距離が近い事が挙げられます、サウナ施設だったら一度帰宅しないといけないのですが、自宅だったら眠くなったらそのまますぐ自分の使い慣れたベッドで寝れてしまいます。どっちも最高。
新潟往復運転(4時間半)しただけで疲労困憊してしまうも、「10時間睡眠チャンスでは?」とサウナに行き交互浴3セット。這々の体で帰宅し、即入眠。目論見通り10時間半の睡眠に成功。水飲んだときの億泰くらいスッキリした目覚めを迎えた。
— 皿屋敷 (@sarayashiki) 2018年4月30日
本当に一度でもあの10時間レベルの長時間睡眠を体感してしまうと二度と昔のサウナを知らなかった世界には戻れないと思う。
— むかどん (@mukadontyan) 2018年4月30日
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