突然文字が読めなくなる時がある

今年の2月頃の話、体調が悪いからひたすら寝てるんだけど寝てるだけだと飽きてしまうので何か本を読もうと思って本を読む。でも内容が頭に入ってこないというか、集中力が続かないというか、あんなに好きだった本が上手に読めなくなっていた。薬の影響で常時眠いせいなのかもしれないし、エネルギー不足なのかもしれない。ボーっとしながらTwitterのタイムラインを眺める事は出来るけどまとまった文章を読むのが出来なくなっていた。今まで出来たことが出来なくなるのはとても辛いことだ。

Twitterのツイートは1ツイートにつき140文字のため、そこだけを理解すればいいから簡単だ。でも本になると違う、小説なんかだと繋がってるから前のところを覚えておく必要がある。小説を辞めて漫画を読んでみると頭に入って驚いた。絵でなんとなく理解できるから文字が上手に読めなくても大丈夫だったんだと思う。小説が読めなければ漫画を読めばいいんだな、と思い、元気が少し出たときにゲオに行って漫画を20~30冊程度まとめて借りてそれを読んで過ごした。冬だけで200冊くらい読んだと思うし、辛い時間は漫画に助けられた。

色んな漫画を読んだけどその中でも特に助けられたのが働かないふたりって漫画だった。この漫画は二人の兄妹が主人公で描かれていて、二人とも働いていない。働いていないけど、特にそれを問題とも思わずに毎日ゲームをしたり、ダラダラして過ごしている。勿論昼夜逆転しているし、妹に関しては初対面の人とは殆ど離せないコミュ症だ。この漫画を読んだらイライラする人もいるかもしれないけど、私はこの漫画を借りて読んだときに驚くくらい心が楽になった。働かない兄を見ても父は「あいつはしっかりしてるし大丈夫だろ。」と信頼している。母はふたりに働きなさいと常日頃からいい聞かせているが、半ば諦めている。そして仲良く暮らしている、読んでいるだけで心が楽になる魔法みたいな本だった。

よくあるニートが主人公の漫画とか小説だと働かないことに対して後ろめたさを持っていたり、暗い一面や、社会に対するトラウマを抱えているけれど、この漫画ではそういうのはない。うんちという言葉がよく出てきたり、兄が妹に向けておならをしていたりするけど、馬鹿馬鹿しくていい、あ~生きるってこのくらいでいいんだなあって思える。

この漫画、pixiv comicのアプリで100話近く無料で読むことができる。しかも普通の無料の漫画アプリはソシャゲのスタミナみたいに一定時間たたないと回復しないのだが、pixiv comicのアプリは公開されている箇所は全て無料で読める。私はこの作品の無料で読めるところは5回以上全て読み返しているが、飽きない、落ち込んだ時にあるといいなあと思った。

そしてついに漫画を購入してしまった。こんなに何回も読み返すなら手元に置いておいた方が早いと思った。(アプリだと見れない回が結構あるのも理由の1つだ。)正解だった。生きてるだけでなんとなく辛い後ろめたさみたいなのが少しずつ楽になっていく。アプリで無料でも読めるからみんなも暇だったら少しずつ読んでみよう。兄と妹の他にも出てくる登場人物はみんなどっか変わってるけど、誰も変わっていることを否定したり、馬鹿にしたりしない。こういう読む癒しみたいなのを部屋にどんどん増やしていきたい。冬は辛いことが多いからこういう力も沢山借りてなんとか生きるしかない。みんなも読んでるだけで癒されるような素敵な漫画を知ってたらこっそり教えてください。

 

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