タピオカミルクティー及び、その関連商品を胃袋に入れる行為を「タピる」と呼ぶらしい。
タピオカ屋さんの前には毎日のように行列ができているのを、遠くから指をくわえて眺めている24歳男性がいたら高確率で私だ。
よろしくお願いします。
本題に入るが、タピオカミルクティーの味が気になるのになかなか飲めない自分がいる。
つらい。なんて辛いんだ。
今日帰宅しながらツイキャスをして思ったけれど、おそらく24歳にもなってタピオカミルクティーを飲んだことがないことへのコンプレックス。タピオカコンプレックスがあるからだ。
タピオカコンプレックス。
正直な話、どんな顔をしてタピオカを飲めばいいのかわからない。
タピオカを、あのぶっといストローで吸い込んだら、飲み込むべきなのか、噛むべきなのかわからない。
午前2時、踏切に望遠鏡を担いでったBUMPとは違い、僕は午前2時にシングルベットでLINEをした。
「タピオカミルクティー飲んだことある?」
「あるよ」
「どんな味するの?」
「いや、どんなって言われても」
すぐに電話を一方的にかけた。午前2時。迷惑もいいところ。
結局わからなかった。
「飲み込まないよ。噛むよ。」
情報はこれくらいだ。
タピオカミルクティーを飲んだことがない自分はあの列に並ぶのが怖い。
スムーズに注文できなかったら、後ろの女子高生に迷惑をかけてしまうのではないか。
「え、あの人タピれてないけど大丈夫?」とか言われないだろうか。
心配事は溜まっていく。こわい。
タピオカミルクティーを飲んだことのないコンプレックスは確実に自分を蝕んでいる。
日々、タピオカへの欲求は続く。
いつになったらタピオカミルクティーを飲める日が来るのだろうか。
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